COVID-19は次の段階へ

日本のニュースはあてにならないので、情報収集はNHK衛星第一の朝のWorld Newsを拠り所としています。

数日前まで、感染拡大を抑えるためのロックダウン、医療崩壊を防ぐための試みなどを扱うニュースに溢れていましたが、今週に入って明らかに風向きが変わっています。

感染拡大のペースをコントロールすることができているので、次の段階への模索に就いてのニュースが増えています。

外出規制の解除へ

死亡者数の推移とか、新たな感染者数の推移といった話題が中心にのぼるよりも、外出規制をいつ緩和し、解除していくのかの議論が見られるようになってきました。

経済的な側面から早めに解除したいという意見が出る一方で、感染が再び増えるので慎重にした方がいいという意見の双方がバランス良く扱われている感じです。

これらの報道の背後には、それぞれの科学的な見解に沿って議論がなされています。

根拠が明確だから、考えやすいのです。「科学的」ですから。

科学的根拠に基づこう

日本の報道の1番の問題は、「分かりやすさ」だけを求めて、科学的根拠に立った論理的な議論が成り立っていないところ。
XX研究所などという権威に頼る必要はないけど、医学的、疫学的、生物学的な見地に立って、「科学的」に論理的に検証できる方法で議論を深めるべき。

にもかかわらず、ことさらに感情に訴えるような報道が多いので、見ているだけで鬱になってしまう。報道の揺れ動きが甚だしいし、恣意的な印象誘導が見られるので、どうしても信頼できない。

日本の情報はSNSで

なので、日本の報道は無視している。新聞も、テレビも。(唯一の例外はNHK衛星第一の10分間のニュースぐらい)

日本における情報は、SNSでの情報とできるだけ一次ソースに近い情報をネットで収集することにしている。震災の頃から、結局これが一番確実だと思っている。
自己責任でもあるし、納得できる。

他人の意見、特にコメンテーターの意見は、まったくもって必要ないのだ。

経済動向は?

気になるのは、今後の経済動向だ。

中国では、今年に入って全く仕事にならない状況が3ヶ月以上続いている。

メールとか、電話会議では限界があるから。
そのため、新しくビジネスを立ち上げようというトピックスが凍結されたまま、無為に時間だけが過ぎてしまっている。

この長期にわたる停滞が痛い。時間は買うことができないから。

例えば、販売できなかった「2ヶ月」をカバーするために120%で頑張ったとしても、全て解消するまでに単純計算で5ヶ月かかる。
もちろん、そんな長い期間、120%で対応することなどできない。壊れてしまう。
米国株式市場は、ざっくり20%ほど下落していて、2008・9年の世界経済危機(世界では誰もリーマン・ショックとは言わない)を若干下回る下落でいちおう底を打って、今は若干の上昇をしている。大体の動きは、日本株も同じだ。

これが経済の先行指標となるかは、疑問だ。

誰も経済危機を望んでいない

経済危機に落ちるかもしれない、普通に考えれば誰もがそう思っている。
すでに日常生活は破滅の瀬戸際に立たされたからだ。直感として誰もが思うだろう、経済に影響がないわけではない、と。

その一方で、政府の支援、景気刺激策を期待する。

当たり前のことだけど、資産価値の下落を喜ぶ人は誰もいない。

だから、先の下落で今回のCOVIDー19における影響を織り込むことはできている、これからは景気刺激策が正しく発動されるので、景気は回復するはずだ、という思惑が働いているのだろう。

タイミングよく、新規感染者数の推移も落ち着きを見せ始めている。

だから、心理的な「期待」が熟成されて、いい部分にしか目が止まらなくなっている可能性は大いにある。

思惑と現実と

誰もこれからどうなるかわからない。

望む未来を暗示する兆候に目がいっているだけかもしれないし、逆に厳しい数字が出ることを予測して慄いているのかもしれない。

全く先の見通せなかった状況から、外出規制の緩和を議論することができるようになった分だけ、楽観的な予測が前面に出やすくなっている。

他人の思惑に躍らされないように、センサーとアンテナを張り巡らせて、正しく現実、事実を捕まえるようにしたい。
それをどうやって達成するか、の方法論は別として。

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