私の在宅勤務の工夫-3つのルール

先週の緊急事態宣言から、いい加減に出社しないで在宅勤務をすることにした。

会社からは、在宅勤務の許可は出ていたし、仕事の内容・必要な環境も含めてリモート・ワークが可能(営業なので出張中でも仕事ができる)なので、もっと早くから在宅勤務を始めてもよかったのだが、社内ネットワークに接続して仕事をするにはオフィスで行った方がはるかに効率的なので、出社していただけだった。

それでも、さすがにもう出社しなくても十分に仕事が回る、というか、超絶ヒマになりそうだから、もう在宅でいいか、と舵を切ることにした。

在宅勤務を始めるにあたって導入した基本ルール

在宅勤務を始めるにあたって、以下のルールを導入することにした。

  • 勤務時間は守る (だらだらと仕事をしない)
  • 必ず身だしなみを整える
  • こまめに散歩

どれも実行するにあたっての難しさ、困難さはない。むしろ当たり前のことだ。
しかし、非日常な環境に慣れてしまうと、日常を見失いやすい。だから、あえてルールとして定めることにした。

勤務時間は守る(だらだらと仕事をしない)

会社が定める勤務時間は、朝9時から17時30分まで。
途中1時間の昼食休憩を挟むこととなっている。

営業職なので、みなし労働時間制だが、営業で外出することもないので(世間的に禁じられている)、会社の定める勤務時間を守ることになる。

しかし、ずっと自宅にいて、朝型の生活スタイルなので、その気になれば朝6時から仕事ができてしまう。また、ヨーロッパが朝イチで返信してくるメールに対して回答すると、勤務時間は午後6時を軽く超えてしまいやすい。

在宅勤務に関係なく、普段の状態でも勤務時間を上回って仕事することがほとんどだが、在宅勤務の場合は「出勤・帰宅」という区切りがなくなってしまうので、ついついだらだらと延長してしまいがちになる。
緊張感がなくなり、「XXXまでには仕事を終えよう」という締め切り効果がなくなる。緊張感がなくなると、仕事のクオリティーが下がりやすい。

そもそもそんなに仕事がないのだから、仕事を作るための仕事、いわゆる「今する必然のない仕事」をしてしまいがちだ。
一度そんな習慣ができたら、ますます本質的に重要なことに集中できなくなってしまう。
仕事中毒状態に満足してしまうことになってしまう。
余裕がなくなって、チャンスが掴めなくなってしまう。

それは危険だ。

必ず身だしなみを整える

服装は心の乱れ

学生のとき散々聞かされた言葉だ。正直好きではない。

好きではないけど、髭を剃り、歯を磨き、髪を整え、仕事にふさわしい服装(さすがにスーツは着ない)にすることには意味がある。

スイッチを切り替えるためだ。モードを切り替えるといっていい。

自宅ではスイッチを切り替えるのが難しい。仕事モードにならないと、仕事をこなす効率が著しく低下する。

切り替えを上手にするための仕組みである。だから、これも守る。

こまめに散歩

自宅に篭っていると、絶対運動不足になる。

勤務時間中にジムに行くことは、賛成しかねる。感染リスクの問題は別としても。

オフィスの環境と比べれば、自宅での環境はあまり良くない。デスク周りの環境はそもそも自宅で仕事することを想定していない。
長時間、座り続けるのは困難だ。

同僚とのちょっとした雑談もできないし、息抜きする機会も少ない。
一方で、邪魔と誘惑にあふれ、20分で終わる仕事に1時間かけてしまいやすい。

リラックスして緩急をつけ、同じ体勢を長時間続けてしまって疲れないようにするためにも、こまめに散歩することにした。

幸い住んできる環境は、散歩に困らない。少し前なら、八重桜が咲き乱れていたし、これからはツツジ・サツキが咲き乱れることだろう。特に天気の良い日はできるだけ散歩する機会を作り(会社支給のスマホを携帯して)、リラックスして仕事に取り組むようにしている。

前例がないから工夫する

今回のCOVID-19の感染拡大を防ぐ、「外出自粛」は過去に例がない。

だから対処方法がない。

故に不安に陥る、というのは理解できる。しかし、だ、前例がないからこそ、新しい仕事に取り組むスタイルを開発できるチャンスが到来している。

ヒマなら、

  • 散歩を楽しむ(カメラ撮影の練習もできる)
  • 読書する
  • 何かクリエイティブなことに挑戦してみる

などと、普段できなかったことができるようになる。

そういうチャンスが到来したと思えば良い。

ヒマ恐怖症な人へ

かつて、外資系で30代前半をバリバリと仕事した後で日本企業に転職した時、あまりにヒマで死にそうになった。
朝出社して、メール処理したら、その日することがほとんどない、という状態に2週間ほど置かれて、精神的に参ってしまったことがある。

振り返って思うと、「ヒマだったら読書等して、勉強していればよかった」と思う。

仕事がないことへの不安、ヒマを持て余していることへの罪悪感に見舞われ、自分を見失っていた。
もっと、したたかに生きていればよかった、と強い後悔の念に押される。

結局その転職はあらゆる面でギャップを埋めることができず、2年を待たずに転職することとなった。
典型的な転職の失敗だった。

だからこそ、今となってはどうすべきだったか、反省ができている。

今回の非常事態は、その時の経験を生かすチャンスになっています。
つくづく、無駄な経験などないな、と思います。

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