COVID-19による引きこもりと雪と

週末の日曜日は、季節外れの雪が降り、満開となった桜の上に降り積もった。

ニュースを遮断すれば、COVID-19の恐怖を遮断することができるが、知らないうちに感染していた可能性は誰にでもあるので、疑心暗鬼な週末を送っている。

症状をベースにするのは正しい

COVID-19への感染の有無を問うより、呼吸困難を伴う重篤な症状の有無をベースに考えた方が良いと思う。

医療に関わる対応能力(リソース:人、設備、金)は有限であるのだから、それを最大に活用できるように工夫すべきだろう。パニックに陥って、軽症であるにもかかわらず病院に押し寄せて、そこで感染がひどくなってしまったら意味がない。

引きこもり対策

狭い自宅にずっと引き籠るのは、厳しい。

息が詰まる。

会社で仕事をした方が、あらゆる意味で快適だ。

通勤電車による感染リスクはあるだろうが、インフルエンザが流行している時でもそれほど簡単に感染するわけではない。

不用意に手を口元や鼻、眼などの粘膜に触れないようにして、手洗いとうがいを徹底するだけだが、それが結構有効だということがわかっている。さらに、体力の低下、睡眠不足、ストレス過多が、体の免疫力を低下させ、感染しやすく、重症化しやすくなるリスクが高まる。

間違っても、買い出しで行列になんて並ばない。

マスクをかけるメッセージ

マスクは、花粉症ならば必須だと思うが、COVID-19からの感染を防ぐには有効ではない。自分が感染している場合、感染拡大を防ぐという意味がある。しかし、咳が出ないのであれば、マスクの使用意味は少ない。

  • 花粉症です
  • 咳が出ます
  • 私からは感染させませんよ、というポーズ

という意味が、マスクにはある。それはそれで正しいメッセージだと思う。しかし、これが必須のものだとは思わない。

なかなか通常には戻れない

先週東京都が緊急メッセージを発したが、それもこれも、「東京オリンピックが延期」になったからだ。オリンピックへのマイナスの影響を懸念して、及び腰の対応をし続けていたが、その必要性がなくなったからだ。

もう一つ、非常事態宣言のようなものを発すると、それを解除するのは難しいから、一歩踏み込んだ自粛要請をしなかったのだろう。

安全宣言というのはとても難しいということを、「フクシマ」で学んでいる。時期もぴったりと重なるので、どうしても「不安の増大」を恐れてしまう。科学的な素養がない人が、「科学的な合理的な思考」を理解するのは難しい。分かりやすさばかりを追い求めてしまいがちなので、自分の頭で情報を整理して、合理的に考えることを拒否してしまう。

一方で、根拠のない恐怖は「感情」の問題なので、いきなり脳が固まってしまいやすい。恐怖を和らげるには、現状を正しく理解して、恐怖の対象を確認する必要があるが、パニックに陥ったらそんなのは無理だ。

異常事態に対応するには

こんな時にできることは限られている。

まずは、デマの類の情報に踊らされないように、自分で情報統制というか、信頼できる情報だけに選別することだろう。テレビは最も危険だ。映像だけでわかったような気になってしまうからだ。

SNSの情報はどうだろう?

SNSで飛び交う情報は、デマや根拠のない噂も多い。でも、誰がその発言をしているかで、情報の信憑さを測ることができる。情報源を確認する作業さえ正しくできれば、有用である。

その他のニュース元についても、情報の発信源を確認する必要がある。

「事実」と「推測」、「憶測」をきちんと分類しなくては。例えば、BCG接種がCOVID-19に対して有効では?という話が出ている。情報源は信頼できそうだが、現在疫学的な検証を行なっているとのこと。それらの追試的な検証を待って、正しいか、否かの判断をすればいい。

鵜呑みにするだけは、控えるようにしよう。

歴史に学ぶ手法で、中国の状況を調べることも大事だろう。

幸いにも私個人は、仕事で中国の同僚と情報を交換できるチャンスが多いので、先に事態が進行した中国の状況を知る努力をすれば、少なくとも先の見えない不安はある程度解消できるだろう。

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