仕事とプライベートとモバイルデバイスと

仕事でスマホとNote PCを使わない日はありません。

所属する会社では、急にクラウドサービス(Salesforceなど)を使い始めて、いわゆる雑務や報告システムがクラウド化されたので、外出先でVPN環境に接続する必要が高まりました。

4Gで接続するから、かつてよりも通信速度は速いはずですが、ネットワーク状態が不安定(例えば新幹線車中など)では、通信に時間がかかるので、単位時間あたりのアウトプットが減ってしまいます。

必然、会社から支給されているNote PCで作業する時間が長くなってしまいます。

移動時間と仕事

勤怠管理の定義では、出張や外出などの移動時間は勤務時間とされません。

理由は、「業務命令で仕事をしているのか、そうでないのかが判断できないから」と担当の人事から説明を受けましたが、釈然としません。

前述のように、移動中であっても、会社のネットワークに接続して、報告書を作成したり、メール等による返信を社内外にしていたりすることがほとんどだからです。

昨今のCOVID-19騒動で、在宅ワーク、テレワークが取り沙汰されていますが、

  • 仕事をしているか・否か

  • 会社にいる・いない

といった「状態」で判断するのでなく、

  • 成果を出しているか・否か
  • 会社に貢献する行動をしたか・否か

のような「行動」で判断して欲しいものです。

「監視」で成果が出るとは思えません。それよりも「成したこと」で正しく見て欲しいものです。

移動時間の自由とはいうものの

もともと移動時間は自由です。

だから、直接の勤務状態とはみなされなかった。だから自由なのですが、ただでさえ業務量が増えているので、プライベートなことをして過ごす時間は減少する一途です。

先日の日帰り出張では、会社のNote PCに加えて、iPad Pro 12.9” (2017)とMacbook Pro 13” (2016)をバックパックに入れていました。

総重量で10kgはあったと思います。それだけの大荷物を持って移動しても、仕事のノートとして利用しているiPad Proを仕事の最中に使用する以外は、ほとんどプライベートのために使用する時間はなく、ましてやMacbook Proを開く時間はごくわずかしかありませんでした。ブログを書くどころではなく、iPhoneでも書くことのできる日記をMacbook Proのキーボードでタイプしただけに終わってしまいました。

全く、割りにありません。

使用したい欲求とできるかもへの期待

なぜ、わざわざそんな重たい荷物を担いでしまうのか?

一日中会社で仕事するときは、Macbook Proを持っていくことはしません。使用する時間がないことは明らかですし、会社で個人のPCを開いていると何を言われるかわかりません。iPad Proであれば、直接的にデータのやり取りをするのは難しいので、何か悪いことをしていそうだとは見られずに済んでいます。

その反対に、外出や出張の場合、「スキマ時間」が生まれる期待があります。

少し早めに移動したり、予定より少し早く打ち合わせが終わったとき、「スキマ時間」が発生することがあります。プライベートのMacbook Proを使えるかも、という期待があるのです。

その根底には、「使いたい!」という欲求があるからですが、まるでゲームのボーナスステージのような魅惑に溢れています。実際には滅多に遭遇しないけど、期待せずに入られないのです。

で、結局のところ、そんなボーナスステージなど現れず、会社支給のPCでひたすら仕事するだけで終わり、無駄に重い荷物を担いでいただけだったりするのです。

モバイルに特化してみても

iPad ProとMacbook Proを二台持ち歩くのは重いので、Macbook Proは諦めて、iPad Pro + Keyboard (Smart keyboardあるいは折りたたみ式のキーボード)の環境を試したことがあります。

しかし結論は、やはり使うチャンスがほとんどありませんでした。

テーブルや机などの環境があれば、キーボードを広げられます。でも、そこまでできるスキマ時間になかなか恵まれないのです。

唯一のチャンスは、新幹線コンコースにあるの待合室での5分程度だけでした。会社のVPN回線に接続するにはまとまった時間が欲しい。でも、5分程度しかなく、急ぎ返信する必要のあるメールもない状態だったので、スキマが発生したのです。

結局のところそのぐらいしかチャンスはない。

だったら、

  • フリック入力のスピードを上げてiPhoneでできることを増やすか
  • iPad Pro + Smart keyboardを活用する

ぐらいしかできることはありません。

でも、同じくプライベートの5分となると

  • SNS、メッセージアプリなどのチェック
  • RSS購読やネットブラウジング
  • スマホのゲームなど

と他にもやれることがいっぱいあり、誘惑ばかりです。

結局、期待したほどのことはできないのです。

もとは生産性を高めるために、、、

ガラケーからスマホへと移行したのは、流行りに乗ったのではなく、もっと生産性を高めて、楽に、楽しく、自分の時間を大切にしたいと思ったからでした。

しかし、スマホも娯楽の一つとなり、生産性を高める一方で、堕落させる誘惑にも満ちています。

万能な道具だから致し方ないところもあるのは承知しています。プラスの作用が大きければ、当然マイナスの作用も大きいからです。

実現性と期待とをうまく折り合わせる努力は、今後とも求められていくのだろうと思います。これも、ある種の成長のための修行なのでしょうね。

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