やる気をあてにしないシステム

やる気はあてにならないし、自分でコントロールすることは基本できない。

だから、やる気を当て込んで、ものごとを成そうとは思わないようにしている。

簡単にやる気は削がれる

やる気を信用できないのは、いとも簡単に目減りしてしまうからだ。

  • 上司の何気ない一言
  • 同僚からのやっかみ、誹謗中傷
  • 思わぬ状況の変化

やる気が削がれる原因は、どんどん列挙できる。しかも、大半において自分では防ぎようのない、「事故」とも思える不運的なものだったりする。

あんなにやる気Maxだったのに、気がついたらやる気の一欠片も残っていなかった、という残念な経験はごまんとあります。

やる気はうちから湧いてくるものではありますが、自分だけでは制御しきれない問題が多いのは事実です。

淡々といつも同程度のパフォーマンスを発揮する

理想は、どんな時でも、どんな状態でも、一定レベル以上のパフォーマンスを発揮し続けることです。そう、淡々と。

好・不調の波に左右されることなく、ましてやコントロールの効かないやる気に頼るのではなく、淡々と同じ成果を出し続けていくこと。これが一番なのです。

3年前、北アルプスの表銀座縦走路をテント泊装備を担いで歩いていました。

とても調子が良かったので、担いでいる荷物の割には早いスピードでガンガン歩いていました。とても気持ちが良かったです。

すると、前方に自分より少し大きい荷物を背負った、山慣れた人がいて、ゆっくりと、淡々としたペースで歩いていました。挨拶を交わし、一言、二言話をして、広い場所で追い抜いて、さらにスピードを上げて歩いて行きました。

その先の山小屋で、休憩を取り、天気予報などの情報を確認していたら、先ほど追い抜いた人が山小屋に着きました。5分程度の休憩を取っただけで、その人は先に出て行きました。私は、まだ十分に回復できてなく、さらに5分程度休憩しました。またその先の道で、その人を追い抜くだろうと思っていたのです。

休憩を切り上げて、その先の道に進んだのですが、今度は今一つ調子が出ません。その人の姿は全然見ることなく、次の目的地に着きました。相当遅れてたどり着いた、ということだけは分かりました。

登山は、スピードを競うものではありませんが、目的とする移動において、疲れを最小限にして、最大限の安全に努め、それでいてなるべく早めに移動を終えるのが基本です。それには、単純に一部の区間でスピードを上げるのではなく、全体を通して、一定したスピードで刻んだほうが、効率的なのです。

いつも通りを保つのには努力を要する

しかし、です。

いつもと同じ、を保つのは、案外と難しいものです。

ムラのある、好・不調の波に上手に乗っている方が、はるかに楽なのです。

何しろ、何も考えなくていいから。

でも、それでは高いパフォーマンスを成すことはできません。

では、どうするか?

徹底的に、仕組みでカバーするのが一番だと、思います。

少し前に流行った、Life Hackも一つの手段です。

もう1回将来にやる可能性があることならば、それを効果的に、効率的に、迷うことなく、淡々と実行できるように、手順をまとめたり、ツールを利用したりして、まっすぐな道を作るのです。あるいは、鉄道のようなものを作るのです。

あとは、それに乗せて、走らせるだけの状態にする。

あらゆるケースが想定されるので、比喩的な表現になってしまい、分かりづらいかもしれませんが、概念で説明すると、上記の通りです。

ポイントは、「将来、同じことをやるとした時、もっと楽にできるようにするには、どうしたら良いか?」を徹底的に考え抜いて、準備して、整備しておくことです。

連休の前だからこそ

連休の前だからこそ、こうした仕組みを作ったり、考えておくのです。

何故ならば、夏休み前、年末年始の休み前、来年のGW、自分の長期休暇の前、など、休暇の前の忙しいタイミングは、定期的にやってくるからです。

それを、少しでもスマートに、淡々とできるようにしておく。

ましてや今週は、月末にも相当します。

長期休暇前、月末にやること、これらを効率的にこなすための、方法を確立させる良いチャンスです。ですから、「やる気」に頼らない、淡々と物事が進むシステムを、今こそ考えるべきなのです。

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