一点集中の大切さ

困難なターゲットであればあるほど、重要な一点に集中すべきです。

重要で、困難な目標になると、より慎重になり、「あわよくば」的に多くの物事に手を出してしまいがちです。
ポートフォリオを作り、リスク分散的に多方面に展開したい誘惑にかられますが、それだけのリソースを確保できますか?

既に軌道に乗り、協力者が得られているのであれば、リソース不足の心配は不要でしょう。
しかし、往々にしてリソースは不足します。
私の経験上

  • 全方位的にアクションを取ることができれば言うことなしなんだけど
  • いまの状況ではそこまでのリソースを確保できない

といった、厳しい状況に見舞われることが多かったです。

重要な1点を選ぶことの大事さ

一番に考え抜かなくてはならないのが、重要な1点を選択する過程です。

  1. 最もインパクトがあり
  2. 実現可能性が高く
  3. リソースの確保のめどが立つ

これら三点を満たす「ターゲット」を選びます。
しかし、それぞれの条件を客観的に数値化し、絶対的な評価をすることは困難です。

そのような場合はむしろ、制約条件を整理する方が上記の2と3のポイントを整理できます。

  • 現段階でできないことが明確なこと
  • 協力を得られそうにないこと
  • 会社等の方針と相容れないこと

これらを一つ一つリストアップして、整理し、相関関係を整理する中で、

  • このぐらいならできそうだ

というポイントを見出していきます。
幸運を前提にするのではなく、事前に予想できる障害に見舞われたとしても、それでも実現できるのではないだろうか、と信じることができるポイントを並べ、点と点をつないで線とし、面を作り、戦略へと落とし込んでいくのです。

戦力の逐次投入を避ける

戦略に落とし込み、スケジュールを立案したら、集中的に行動することです。

ちょっとずつ、じわじわやろうと思っても、上手くいきません。
戦力の逐次投入は最悪手です。
一度手がけたならば、やりきることです。

相手側の都合により、一時中断してしまう可能性もあります。
そういうリスクは、1点に集中する前の段階でフィルターをかけて除外しておかなくてはならなかったことです。

できる限り、自分が前のめりになるよりも、相手側が前のめりになっているような案件を選ぶ方が、コントロール権を得やすい場合が多く(相手にしてもらうのは難しいが、相手がしたいことをサポートする方が容易)、1点集中ポイントを選択する上で留意するポイントです。

やり始めたら全力投入で、とにかくやりきる。

行動すると、必ず新しい局面が開きます。
意にそぐわない場合もあれば、予想外の好感触を得ることもあります。
これらは行動したから得られたものであり、行動しなかったら、またしたとしても中途半端だったら、得ることができないものです。

戦略はシンプルに

1点集中するということは、確実に緒戦に勝つことです。

緒戦に勝つことができれば、連戦を優位に進めることができますし、周囲の協力を得ることが容易になります。
予算やチームメンバーなど、リソースも厚くなるでしょう。

その際、戦略はシンプルにしておくべきです。その理由は、

  • 理解されやすいこと
  • 環境の変化に対応しやすくすること

に繋がるからです。
本質を捉えたシンプルな戦略は、とてもわかりやすく、何か状況が変化したとしても、本質はそうそう変わりませんから、ちょっと戦術を調整すれば対応できるからです。

また、そもそもシンプルでなければ、戦力の1点集中はできません。

タイミングも重要

押しても、引いてもダメ。

そんな状況も時にはあります。ですから、タイミングはとても重要で、相手が前のめりに体重を写した瞬間を見逃さないことも重要です。そうしたらさらに前に引き込み、協力関係に持ち込むようにしたいものです。

かく言う自分も

さて、このように語る自分も、今新しい勝負を仕掛けています。

これからの1ヶ月が勝負です。

吉と出るか、凶と出るか。まずは精一杯、勝負を仕掛けてみます。

それでダメならしょうがないです。でも、命を取られるわけでも、仕事を追われるわけでもありません。なら、チャレンジするしかないですね。

考えあぐねて、何もしなかった、ではクビになります。挑戦すれば、行動すれば、何かが得られます。だから、連休を挟むこの1ヶ月に、精一杯の努力をしようと思います。

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