瞬発力と準備

今週は、本社から社長が来日していて、様々な準備の成果が問われています。

幸いなことに、私の担当分は恙無く(つつがなく)終えることができ、ホッと一安心しています。

すぎてみると、「準備」の大切さを痛感せずにはいられません。

そして、「準備の質」というのも、重要であるということです。

準備不足は誰も擁護できない

準備不足を誰も擁護してくれません。ただ、叱責、批判、非難の対象となるだけです。

トップマネジメントの面々が一堂に会する機会に自分が何かをすることは、1年に1回程度しかありません。プレゼンだったり、重要なお客様へ本社社長を連れて行くのは、極めて稀なことです。有効に活用しなくてはもったいないです。

だからこそ、機会を最大限に活用するためにも、準備が大切です。

準備できている状態でないと、チャンスが目の前を通過しても、それを掴む行動が取れません。チャンスに気がつかないかもしれません。

良い準備

さらには、「良い準備」をすることが必須です。

ここぞというときに、しどろもどろになってしまっては、「こいつ、大丈夫か?」と不安に思われてしまいます。それでは準備不足なのです。

お偉いさんが、「何を欲しているのか?」を適切に予測しなければなりません。

その上で、自分が「何をして欲しいのか」を明確にして、その役割を果たしてもらえるように、周到にシナリオを準備するのです。

シナリオを補完するには、データを揃えるとか、キーパーソンと下打ち合わせを重ねるなどの、準備が必要です。その精度も求められます。

漠然と準備するのでは意味がないのです。

「何を成し遂げたいのか?」の目的を明確にして、初めて準備が始まるといっていいでしょう。

プレゼンテーション

プレゼンテーションでは、自分が話したいことを話すだけではダメです。

伝えたい相手が、「気にしているところ」を探りながら、相手が「聞きたい話」をまず優先して伝えるべきです。

その上で、「自分が伝えたいこと」を短く、簡潔に伝える。表現する。

スライドの内容を全部伝えようとしなくていいのです。

反応を見ながら、知りたそうな部分だけを話せばいいのです。

だから、瞬発力が必要です。

機転を効かせなくてはなりません。

それには、良い準備が前提となるのです。

「あ、あのデータを見せた方が良いな」と思ったときに、それが補足スライドに含まれていなかったら、紹介するチャンスを失います。準備なしには、瞬発力は生まれないのです。

想像すること

準備する上で最も大事なことを一つあげるとしたら、「相手の立場に立って想像してみること」です。

「自分」を中心に置くのではなく、「相手」の側に移行してみて、「想像する」のです。

  • 何に関心があるのか?
  • 望ましい結果は何か?
  • これからどうありたいと考えているのか?

このように想像してみるのです。そうして、相手のツボを想定するのです。

その上で、自分が求めている成果と照らし合わせて、効率的に成立するための戦略を立てるのです。

一方的に「自分中心」で話を進めてしまうと、議論は平行線に終わってしまいます。交錯するポイントを、事前に幾つ想定できるか、準備できるかが、成否を分けるといっても過言ではないでしょう。

そのための準備が、その場での瞬発力を生むのです。

Follow on Feedly