起業もの:排泄予知デバイス開発物語

当ブログにはほとんど書いていないことですが、私は大前研一さんの主宰するBBT(ビジネスブレークスルー)とオーストラリアの私立大学「Bond Unv.」との間で開設しているBond-BBT MBAコースでMBAを取得しています。

このMBAコースの特徴は、ビジネスの一般言語であるファイナンス領域をBond側が提供する英語で学び、マーケティングや組織論などニュアンスの理解が必要な部分は日本語で学び、合わせて異文化理解について英語で異文化環境で学びを深めることのできる、とてもユニークなMBAコースです。

もう一つの目玉が、MBAの最終関門としての起業プランの作成と投資家へのプレゼンを英語でやること。
ですので、「起業」についてはとても親しみを覚えます。

うんこ漏らしはキツい

で、この本です。

10分後にうんこが出ます―排泄予知デバイス開発物語― Kindle版

私は紙の本(トイレものだけに?)で読みましたが、面白すぎます、この本!

実は積読本のうちの1冊だったのですが、読み始めたら一気に読めてしまいました。ああ、もっと早くに読めばよかった。

執筆者であり、起業家の中西さんが、起業の勉強に渡米した先の路上で「うんこを漏らす」ところから、この物語は始まります。極めて、インパクト大です。

これはキツい。

漏らすことよりも、実はその後の後始末がキツイのです(なぜ分かる?)。
それにしても、隣の部屋の友人からズボンを借りることができて、よかったですね。それすらなかったら、どうしたものか?

詳細は本書を読んでもらうこととして、そのような強烈な経験をスタートラインに、「前触れなくやってくる便意・尿意」への希望的な対策として、「ウェアラブルな超音波によるモニタリング」で解決するアイデアを現実にしていく物語です。

起業で大切なモノごと

起業は、発明と同じように1%のインスピレーションが重要ですが、それと同時に実現するための99%努力も求められます。資金繰りに詰まったり、開発が思うように進められない問題など、障害は多岐に及びます。

それを、行動と、強い気持ち、適切な知識で、一つ一つ解決していく姿は、非常に頼もしいものを感じます。

私はどちらかというと、起業家には向いてない方だと思っています。
ビジョンやアイデアを作ることは得意ですが、多くの人を巻き込んで、リーダーシップを発揮していくことが苦手です。具体的には、「なんかよくわからないけど、お前の考えに協力してあげるよ」という人、協力者を集めることに困難を感じるのです。友人少ないし。

もう一つ、ニッチすぎるマーケットは良くないと、起業では言われます。

この物語は一見ニッチですが、超音波によるウェアラブル(常時身に着ける)デバイスはまだ存在していません。つまり、Apple Watchなどのガジェットで実現していることは、

  • 脈拍数の計測
  • 心電図の計測
  • 体温の計測
  • 血中酸素飽和度の計測

といったぐらいで、光学式のセンサー、生体電気のセンサー利用に限られます。

体への負担が少なく、体の内部の情報を入手するには、「超音波」ぐらいしかありません。かなり早い段階で、この領域に到達できたのは素晴らしいとしか言いようがありません。

後出しジャンケンならなんとでもいえます、最初にアイデアを作り、特許まで出しているのですから、脱帽です。

今後が楽しみ

検索したところ、排尿のモニタにまず注力しているようです。その先の排便についても、なんとか頑張って欲しいですね。

超音波観察により、いろいろなことが常時モニタリングすることができるようになったら、何が可能になるのか?夢は尽きないです。

さて、自分も、自分の場所で挑戦してみましょう。

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