無礼な行為は伝染する

なんとなく感じていたことでした。

無礼な態度、横柄な言動、やたらと不満を撒き散らす。
こういった行為を見かけただけでも、嫌な気分になりました。ましてやその矛先が自分に向いているときは、やってられなかったです。
さらに嫌になったのは、そういう目にあったり、見ただけなのに、伝染するかのように自分も無意識に同じようなことをしてしまって、自己嫌悪すること。

私は、極力そのようなものから距離を置くようにして、自分の心の平穏を保つようにしています。

「礼儀正しさ」こそ

現在、Think CIVILITY(シンク シビリティ) 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略であるを読書中です。

ちょうど第4章を読み終えたところですが、大いに共感しました。

「無礼は伝染して、別の無礼を生む」ということが、心理学の実験で示されているのです。無礼な態度をとり、周囲に人がいるのにもかかわらず人を叱責し、周囲を不機嫌にしていたマネージャーのせいで、パフォーマンスが下がり、さらに不機嫌のダウンスパイラルで急降下していく事例が示されています。

「無礼さは脳に焼き付き」、そして「忘れられない悪影響が残」ってしまうのです。

理不尽に自分を乏しめられた経験があると、そこには二度と立ち寄りたくない、トラウマになりますが、本書に書かれているように、あのときの無礼さは私の脳に焼き付いていますし、そして忘れることができません。

全く、ひどい遺産、思い出です。

Think CIVILITY(シンク シビリティ) 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である (日本語) 単行本 – 2019/6/28

コロナ禍が不機嫌を増大させる

さて、コロナによるパンデミック状態(註:日本は感染者数が欧米ほど多くない)になってから、自粛を強要する言動が目に余ります。

その人にとっての「正義」だと理解しますが、それを過剰に振りかざし、「無礼」をはたらくエピソードを多く見かけます。
その一方で、世論を指摘されて逆ギレする「無礼」もあり、そういったエピソードを見聞きするだけで、とても嫌な気分になります。

一つ一つのことは些細なことですが、それらが積み重なってしまうと、非常に大きな不機嫌を熟成し、大きな無礼を働いてしまいます。私も失敗をしました。

世論を十分に踏まえた上で良かれと思って提案したことを、上っ面な正論でただ否定されました。
あの時は、なんとか前向きな気持ちになろうよ!と小さな勇気を奮ったのですが、それごと否定されたように感じました。
瞬間的に、「ふざけんじゃないぞ。そんな正論わかっている!」と思ってしまったのです。
世の中はそんな話ばかりです。

恐怖に囚われて、批判ばかりです。嫌になってしまいます。

徹底的に無視する

無礼な態度を取る人からは、距離をとります。

根拠のないデマや、意味不明なことを投げかける人とは戦略的に距離を置きます。

関わるのをやめます。

私のささやかな抵抗です。

だって、疲弊して、不機嫌が増大してしまうから。

楽しく過ごせる人とだけ付き合えばいいのです。無理する必要などない。

逆もまた真なり

本書によれば、「いい態度に接すると、いいことに注意が向く」のだそうです。
こちらは、運気上昇のスパイラルですね。幸せというのは再生産されるのです。なら、こちらの方がいいに決まっています。

心を平穏に、幸せで満たしていくには、丁寧に、礼節を重じて、他人をいい気持ちにできる行動を進んで取ればいいのです。また、そういう人とだけ付き合えばいいのです。

アフターコロナの世界では、そういった人付き合いの仕方に切り替えて、無理せず、楽しく、心豊かに、困難な時代をうまく渡り歩いていきたいと思います。

Think CIVILITY(シンク シビリティ) 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である (日本語) 単行本 – 2019/6/28

なかなかいい本です。
読んでいて、とても参考になります。早々と、自分ライブラリーに収載が決定しました。

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