電子マネーは怖いのか?

昨年、Apple Payが搭載されたApple Watchを買いました。

健康管理のためとか手元でiPhoneの通知を知りたいという目的ではありません。

それなら、初代Apple Watchを酷使すればいいだけです(動作は遅いですが)。

Apple Payを使って、電子マネーを使ってコンビニで買い物したり、モバイルSuicaで改札をスイスイ通過したりしたかったからです。

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ずっと現金での支払いが当たり前でした。それを電子マネーへと切り替えるにあたり、不安を感じている人も、そうでない人もいます。

極めて心理的なものを含みますので、「合理的な判断」だけで、二つの決済方法のいずれをメインにするか、決められない人も多いでしょう。

カード決済の不安の本質

クレジットカードでお金を使うと、現物としての現金を触らないので、「お金を使っている実感」が沸きにくく、使い過ぎてしまう、という話をよく耳にします。

でも、本当にそうでしょうか?

「お金を使う」ということは、それに見合う何かを受け取っています。

  • モノ
  • サービス

のいずれかを受け取っています。その受け取ったものに対する価値を認識していないと、どれだけのお金を使ったのかわからなくなってしまうのではないでしょうか?

貧乏学生だった頃、切り詰めて生活しているつもりでも、気がついたら財布の中身がほぼ空になっていたことがよくありました。

大人になってからでも、給料日をはるか前にして不安になるぐらいに手持ちの現金が少なくなってしまっていることに愕然としたことがあります。

誰かに養ってもらっているのではなく、独立して生きていこうとする限り「お金」を使うことになります。自給自足では暮らしていけないからです。

実のところ、「カード決済の不安」の根本には、自分が受け取っている「価値」の合計がわからなくなってしまっているところにあるのではないでしょうか?

何気ない当たり前としての「消費」が、正しく認識されないままに積み重なって、「使い過ぎ」という状態に陥るのではないでしょうか。

それはあたかも、ダイエットしているつもりなのに、食べた食事の総量を認識できないで「食べ過ぎ」てしまっている状態と似ています。

家計簿をつけるのではなく活用する

ダイエットの場合、食べた食事を記録する「レコーディング・ダイエット」が効果的と言います。お金の場合は、「家計簿」をつけなさい、と言われます。

でも、記録しただけでは効果がないのはどちらも同じで、記録を見直して自分の認識や行動を変えていかない限り、意味はありません。曖昧な記憶に頼らず、客観的な記録を通じて自分自身を第三者の視点から見つめ直すことにより、これからの選択と行動の指針とするのが、記録を活用するという行為です。

手帳に手書きで家計簿をつけると、とにかく記録を残すことが大事だと錯覚してしまいます。記録が途切れるだけで、記録を取ることのモチベーションが下がり、本質的な目的から遠ざかってしまいます。

「記録を残す」ことに労力を使いすぎると、「記録を活用する」という段階に進めません。「自動的に記録が残っていく」という仕組みがあれば、記録を活用することだけに集中すればよく、改善への処方箋を立てて実行することが容易になります。

自動的に記録を残す仕組みを優先する

私が、Apple Watch 2でApple Payを利用している理由は、

  • 小銭を持ち歩くのが大変
  • 支払いが面倒
  • ポイントがつくから

などといった理由ではありません。

私が電子マネーを使う理由は、

  1. 自販機などの110円などの小額な支払いでも
  2. JRの移動でも
  3. コンビニのちょっとした買い物でも

全ての支払いの記録が、自動的に作成されるからです。

ネットのサービスを利用すれば、

  • いつ
  • どこで(一部曖昧な場合もあります)
  • いくら

電子マネーでお金を使ったのか、家計簿として記録を集計し、支払いの分類を決め、お金の使い方の分析をすることが簡単にできます。

有料のサービスにすれば、サポート機能や複数年の記録と比較したりすることもできます。感覚的な使いすぎなのか、まだ余裕がある、という曖昧な判断ではなく、厳然といくら使ったのか、お金はいくら持っているのかを把握することができます。

もう、預金通帳を眺める時代ではないのです。

家計簿をノートや手帳につけるやり方では、記録漏ればかりを気にしてしまいます。

自動的に記録が残る仕組みにすれば、分析することだけに集中すればよく、より本質的な改善ができます。

漠然とした不安から自由になる

お金の流れのほとんど全てを把握することができれば、漠然と感じる不安の対象をつかむことができます。管理ができていれば、対策を立てることができるし、その対策通りに自分が行動できているかを確認することができるからです。

そして、財布の中の現金は、本当に非常時の時のための保険として持っておく。そうすれば、手持ちの現金に不安になる必要もなくなり、慌ててコンビニのATMを探す必要がなくなります。心の負担が大きく減った、という実感が私にはあります。

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編集後記

ここで書いた効果にプラスして、電子マネーのポイントがつくことも、密かな楽しみですね。現金に縛られなくなったら、無駄遣いも減りましたし、とにかく不安がなくなりました。財布の紐はさらに硬くなった気がします。

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