子供に携帯電話を与えるべきか?

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今年の4月に中学生になった娘が、携帯電話が欲しいという。

中学受験して第二志望校に合格し、1時間かけて通学している。妻も仕事をしているし、何かの時の連絡手段が必要だとは感じていた。

そんな親の心配をよそに、娘としては

  1. 友達と遊ぶ約束をしても、待ち合わせできない(連絡が取れない)
  2. クラスのLINEに参加したい(自宅だけでは何かと不便らしい)
  3. 部活動の連絡もLINEが標準で、何かと不都合

だというのだ。

中学生に携帯電話は必要なのか?

娘が、携帯電話が欲しいという、イマドキの背景事情は分からなくもない。

しかし、だ。
「子供が携帯電話を持つのは早すぎるのではないか?」
と自問自答する。
簡単に結論の出る命題ではない。
考えるほど、なんとも割り切れないものが残る。

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下世話な話だが、携帯の電話回線を一つ増やすのにはお金が余計にかかる。

その新たな費用に見合うだけの、利益・メリットが得られるのだろうか?

さらには、子供が心配だからという理由だけで、携帯を持たせることは、「親の自己満足、自己安心という偽善ではないのか?」とも思う。

便利である反面、扱いが難しいのも事実だ。
13歳の娘にそれだけの分別がついているとは、到底思えない。
親である自分も、脱線する娘の行動を全てをコントロールできる自信がない。

現代のコミュニケーションの必須道具という側面

イマドキの子供達のコミュニケーションはLINEなどのSNSを利用しているというのは、容易に理解できる。そのコミュニケーションの輪から外れると、結構面倒で厄介だというのも、よくわかる。

ただ、コミュニケーションのための道具だと割り切られてしまうと、なんとなく釈然としない。

しかし、実際に友達と待ち合わせすることを考えてみると、ないことによる不便も理解できる。
お互いに携帯を持っているのが当然であるという前提に染まっていると、

  • 待ち合わせの場所と時間をきちんと限定すること
  • 公衆電話から電話する、ということ自体がもはや不可能に近い事実

といったかつての鉄則を忘れている。
「いざとなったら携帯で連絡を取ればいい」と思っているので、待ち合わせに対してテキトーなのだ。

同様に連絡手段も同じだ。
緊急時の電話連絡網といった存在は、完全に過去のものだ。メーリングリストだって古すぎる。
子供たちにとっては、LINEがデフォルトなのだから。

携帯電話はスマフォであり、情報端末であるという事実

ただし、携帯電話と言っているが、もちろんスマフォであり、その実は携帯インターネット端末なのである。
つまり、携帯電話を所有するメリットは、インターネットへのアクセスが容易になることである。

その視点に立つと、メリットは非常に大きい。
ネットネイティブな時代にあって、ネットの活用の巧拙は能力の発揮に大いに影響する。
学び、成長するという過程においても、影響力は大きい。

もちろん、プラスの面があればマイナスの面だってある。光があれば、同様に暗黒面があるのは当然のことだ。

例えば、

  • 携帯を持つと自分だけの世界に閉じこもりがちになるのではないか
  • 個人情報のガードが甘くて、ネットの厄介ごとに巻き込まれるのではないか
  • LINEなどのSNSに夢中になって、学業に障りが出るのではないか

などだ。温室育ちで過保護に守ってあげたとしても、いずれどこかで上記のような暗黒面に陥ることは確実だ。
自分だって、ハマっては抜け出すという経験を経て成長してきた。
そのことを忘れてなならない。

マイナス面を知っているからこそ、暗黒サイドに堕ちることなく、ギリギリのバランス感覚を養っていくものだ。

それだけではない。
親バカな願いとしては、ネット賢者に育って欲しいのだ。
ネットの時代に生きているのは事実なのだから、ネットリテラシーだけでなく、賢い利用者となり、技術を活用する側に立って欲しい。
暗黒面を知るからことできる、賢者的な知恵を身にまとって欲しい。

有害なものもあるからといって遠ざけるのではなく、十分な警告と監視の上で、正しい利用法を身をもって理解する方が大事なことだ。

勉強に活用する

自分が学生の時と比較すると、今の学習環境はとても恵まれている。

英語を勉強するのに、教科書のダイアローグはテープで、生徒にダビングを許さなかった。生の英語の発音というのは、ノイズだらけのNHKラジオ講座ぐらいだった。

今は違う。ネットで様々な教材があるし、生の英語に触れる機会は無限にある。

オンライン教育はとても盛んだ。その中で注目していたのが、リクルートの「スタディサプリ」。これがあれば

  • 先取りで勉強することができるし、
  • つまづいたところからの復習もできる
  • 数学が苦手だったら、小学校の算数から振り返ることができるし、
  • 英語も基礎から何度も繰り返し学び直すこと

ができる。

自分が受験生だった時、予備校の講義がどんなものだったのか触れる機会は限定されていたし、それこそ冗談のように「XX講義の実況中継」という書き起こした本が普通に売られていた。

今は違う。実績のある予備校・塾の教師が、わかりやすく講義しているビデオを繰り返し見ることができる。
理解できなかったところがあったとしても、

  • 巻き戻して見直すことは簡単だし、
  • ドリルアプリが付属していて、
  • 講義の理解度を即座に確認できる。

といった、優れたサービスを提供している。

隙間時間を勉強に活用できる時代

e-ラーニングのサービスを利用してもいいし、ネットからNHKのラジオ講座を利用したっていい。TEDを見たり、海外のニュースを動画で見ることだって簡単だ。全てはネットにより提供されている。

しかも、通学時間の隙間時間を活用することもできる。過去は本を読むぐらいしかできなかった。今では、何かの講義を1本見ることができる。勉強方法そのものが大きく変わっている。

その変化を思いっきり活用して、賢く学べるようになってほしい。動画をたくさん見るとパケット消費が多くなってしまうだろうけど、まあいい。リアルな塾に通うよりもコストパフォーマンスは高い。

ネットを活用するノウハウ、知識、暗黒サイドの誘惑を学ぶことも多いに必要。だから、コストアップするけれども、娘に携帯電話を使わせることを決断した。

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編集後記

携帯電話の新規回線契約することは決断しました。

親は、auのユーザーです。そのまま、auにするか、格安SIMにするのか、迷いました。
それは次の投稿にて。

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