新しいiPadの誘惑

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かつては、iPadユーザーでした。

初代のiPad、iPad2も使い、iPad Airまで所有してきました。

しかし、iPad Airを中古ショップに売却してから今日に至るまで、3年以上使っていません。

そんな私ですが、新発売になったiPad Proに大きく心が揺さぶられています。

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iPadに抱いていた期待

iPadに期待し、そして使わなくなったのには理由がありました。

私が、そもそもiPadに期待していたのは、

  1. 大画面でリッチなコンテンツを楽しむ。
    特に雑誌を見開きで読みたい。
  2. 発想するノートとして
    いつでもどこでも、検索できて、一覧性のあるノートが欲しい。

という、二つの役割でした。

最初からパソコン的な機能は期待していませんでした。ましてや、iPadだけで仕事をするなどという妄想は持っていませんでした。

すでに市民権を得ているEvernoteや手書きノートアプリを利用して、仕事などでメモを取る手帳の延長として、

  • メモして
  • 考えて
  • 調べて
  • まとめていく

そんな「成長するノート」をiPadで実現したかったのです。

紙とペンのノートでは、自由度と精度、メモを取る素早さと柔軟さに優れますが、

  1. ノートの内容以外の周辺の記録を残し
  2. 検索ができて
  3. いつでもどこでも簡単に参照できる

は実現できません。

いつ、どこで作ったノートか?という情報は、アプリでノートをとれば「時間」と「GPSによる場所」の記録を同時に残すことができます。

「あのメモはどこに書いておいたのだろう?」と、検索のニーズは絶大です。
「超」整理法のように、時間軸を使って該当するノートのページの見当をつけるのですが、何冊もあるノートから、目的のページにたどり着くのは容易ではありません。

スケジュール帳のように、ノートの量が限定されれば、持ち運びは容易です。でも、メモやノートは別です。量が多くなると、持ち運ぶこと自体が不可能になります。デジタルには勝てません。
Ipad pro 201706 gallery1

iPadへの期待は長くは続かなかった

しかし、期待とは裏腹に、使い勝手は悪かった。

肝心な、手書きメモの入力に

  • 安定感
  • 安心感
  • 柔軟性

に問題があったのです。

最初にしたことは、スタイラスペンを色々と試しました。
画面上を滑る感覚はよくても、データとして表示される線がカクカクしていたり、思い通りの字や簡単な絵が描けません。

一番残念だったのは、とにかく信頼がおけないということです。
例えば、商談の時にメモを取ろうとしても、記録された線はまるでミミズのように這い回るだけで、文字になりません。ゆっくりスタイラスペンを動かせば、字を書くことができます。でも、素早く書きとめようとすると、メモにならないのです。

安心して手書きメモを素早く書き残すことができないのです。

となると、清書して考えをまとめるようなノートとしてしか使えません。

それでは手間が増えるだけで、実用的ではありません。むしろ、紙のノートや手帳にメモを書き、スキャンで取り込んで電子データにした方が使い勝手がいいくらいでした。

信頼がおけないので、手書きのノートやシステム手帳を使うようになり、iPadを持ち歩く機会が減りました。

期待ばかりが先行して、使い勝手のいいツールになりきれなかったのです。

さらに不幸なことには、もう一つ問題がありました。

追い討ちをかけたiPhoneの画面大型化

iPhone 6以降の大画面化により、iPad miniとiPhone X plusとの間の差は極めて曖昧なものとなりました。電子書籍を読んだり、自炊したpdfを読むには、大きな差はないように感じます。むしろ、大きさが近いだけに、どちらを所有すべきか迷ってしまいます。

iPhoneとiPadを所有し、さらにMacbook AirなどのノートPCも持つと荷物がぐんと重くなります。
さらに、仕事で使用するPCも持ち歩くとなると、拷問です。

荷物が重くなれば、必要以上に疲れてしまいます。
削る対象は中途半端で信頼性がイマイチのiPadであり、手放すことにしたのでした。

iPad Proの超絶進化の誘惑

iPad Proの誘惑は、Apple Pencilによる手書きメモの反応性の向上と処理速度の進化です。

ペンを素早く動かしても、その軌道を忠実にデジタルデータといて記録できそうです。
突然の電話があっても、紙にペンでメモを残すのと同様にiPad Proで手書きメモを残せる!

iPad Airまでは、立ち上げてメモを取るまでがもっさりとして、機敏ではありませんでしたが、でものようにさっと手書きメモアプリを使うことができるなら、理想的です。

iPad Proの12.9インチが発表された時は、あまりにもの巨大さに生理的に受け入れることができませんでした。しかし、徹底的に手書きをするという視点で考えると、逆にこのぐらいの大きさの方が使いやすそうです。

横向きにして使用すれば、A4ノートを見開きで使うかのような感覚になり、雑誌などを見開きにして読むことも全く問題ないとの評価を耳にするにつけ、当初のiPadに対する期待の二つを満たすことができます。

ノートの大きさは重要なポイント

私は、A4のノートが好きです。

かつて大学生、大学院生の研究生活を送っていた頃、実験ノートは必ずA4のノートにしていました。面積の広いノートに色々と記入したり、絵を描いたり、化学反応式を書いたり、構造式を書いたり、文献コピーを貼り付けるには、A4という大きさがちょうどよかったのです。

iPadの画面の大きさをノートの大きさで喩えると、

  • miniはA5ノート
  • 9と10インチはB5ノート
  • 12.9インチProはA4ノート

といった趣です。iPhone X plusは、さしずめバイブルサイズのシステム手帳。

現在、iPhone 6s plusを使用しています。
plusの画面の大きさはとっても好きなのですが、iPad Proを所有するならばそれだけで十分です。たった一つのことを除いて、

私は電話による通話はほとんどしないので、iPad Proだけでなんとかなるでしょう。
混雑した通勤電車では、音楽しか聞きません。スマホの画面を見ることはしないのです。
SMSやネット通話アプリを使えば、電話機能は必要ありません。

でも、残る問題は、Apple Watchなのです。

iPad + Apple Watchの最強タッグはいつ?

いまだに、Apple WatchはiPhoneとしかペアリングすることができません。Apple WatchでApple PayやモバイルSuicaを利用しようと思ったら、必ずiPhoneが必要になってしまう。

カバンの中にiPad Proを忍ばせ、通知をApple Watchに表示させて、ストレスフリーになりたいのです。

大きさと機能の相互補完を考えても、iPadとApple Watchの組み合わせは最強だと思うのですが、Appleはそれを認めてくれません。

最近自分で理想だなと思うのは、

  • iPad Pro 12.9インチ
  • Apple Watch series 2
  • 新しいMacbook

の組み合わせ。

ただし、それには前提があります。

  • iPad Proでストレスなくデザリングができること
  • iPad ProとApple Watchのペアリングが可能となること

の二点です。

iPadが普及しにくいのはiPhoneとの二台持ちを要求されるから

巨大化していくスマホは、これまでの携帯電話のように本体を耳に当てるという使用形態が必要とは思えません。ヘッドセットを使用すればいいと割り切ればいいでしょう。

Appleは、Apple Watchという子機デバイスを用意しているのですから、iPadで通信と通話ができるにように、Apple Watchとペアリングできるようにすればいい。

そんなに手間はかからないはずです。その上で、iPhoneとiPadの垣根を取り外して、両方持つ必要がある、という状態から、どちらか一方だけ所有すれば事足りる、という状況にしてほしいものです。

しかし、AppleとしてみればiPad + iPhone の二台持ちというオイシイ状況に背を向けて、売り上げの減少になるかもしれないというリスクを受け入れなくてはならなくなります。

一方で、所有するユーザーの財布には限界があります。
iPhoneを所有して、iPadも所有するほどの余裕はありません。タブレットが欲しかったら、安いKindle Fireで我慢してしまいます。お値段以上の価値があるのは明白ですから。

iPadで開拓したタブレットの市場が、安価なKindle Fireデバイスに根こそぎ持っていかれる前に、「使い勝手の良い大画面のiPad Proがあれば、iPhone持たなくても大丈夫ですよ」という状況にしてほしいものです。

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編集後記

すごく魅力的な新しいiPad Proですが、まだ購入に踏み切ることができていないのは、やっぱりiPhoneとiPad Proの二台持ちに抵抗があるからです。

iPhoneでできて、iPadでできないことの中で、どうしても妥協できないのが、私の場合はApple Watchが活用できなくなることなのです。

本ブログ記事の感想、ご意見などございましたら、お気軽にコメント欄にご記入ください。

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