時間だけではないタスク管理術の必要性

仕事が忙しくなると、というよりも、仕事量が増えてしまうと、そちらを処理するエネルギーが膨大になってしまう。

そうなると、もともと自分自身が持っているエネルギー量を増やさない限り、別のこと、例えばブログを書くということ、に回すことのできるエネルギーが枯渇してしまう。

ブログの更新にどうしてこうも波があるのだろうと、自分自身振り返ること度々なのだが、これまできっちりと原因を特定することはできなかった。

しかし、ようやく、その理由がわかった。

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自分が持っているエネルギー量との相談

自分が持っているエネルギー量を増やすことは、なかなか難しい。体力アップと比べると、はるかに難しく、実感しにくいものだ。

ゲームの世界で言うところの、MP(マジックポイント)みたいなものと、比喩されることが多いが、じつはHP(ヒットポイント)と呼ばれる体力との掛け算でもあったりする。

どういうことかというと、仕事にしろプライベートにしろ、何かをするには自分自身の中で何かを燃焼させなければならないのだ。その燃料となるものを、とりあえず「エネルギー」としてみたのだ。そのエネルギーとは、自分の中に蓄えとして持っているもので、無尽蔵にあるものではないということ。

有限な、大切な資産、リソースであるということなのだ。

あれもこれもと手を出す人がいる。

その人のアウトプットの質がいいか悪いかは、このエネルギーの多い少ないかで決まる。エネルギーの総量を行動する対象、すなわちアウトプット先の数で割り算をすればいい。

エネルギーの総量が低ければ、多くの対象を持てば持つほど質は低下する。あれもこれもと欲張れば欲張るほど、質が低下してしまうのだ。もしくは、エネルギーが尽きてしまう。

時間については、集中して取り組むことの大切さを理解し、実践できている。しかし、アウトプットに関する自分自身のエネルギー量については頓着していなかったことに今更ながらに気がついた。

いい仕事にはエネルギー量を多く消費する

時間管理やタスク管理において、難しい仕事を実施するには多くの時間を割いて、リラックスした状態で望む方がパフォーマンスが向上することが知られている。

しかし、実際は同時にエネルギーも大いに消費する。

難しい仕事というと語弊がある。

なので、簡単な仕事と逆方向のことを、別な言葉で言い換えてみよう。

簡単な仕事は、言い換えるなら、「だれにでもできる」たわいもないタスク、である。「標準作業」とか「マニュアル作業」と言ってもいい。考えなくても、だれにでもできるタスクだ。

でも、これがいいかというと、全然良くない。組織の歯車として、マニュアル作業を実行するだけのロボットに過ぎないからだ。

では、難しい仕事はどういうことか。それは、良いタスクだ。やりがいのあるタスクでもあり、「良い仕事してますねぇ」と褒めてもらえることでもある。機転を利かせて、俗に言うところの「神対応する」というのも、同じことだ。

こうしたことをした直後は、高揚していて気分も上々だが、後でどっと疲れがでる。それだけ知らずとエネルギーを消費していたのだ。

また、ストレスがかかる決断をするのも含まれるだろう。

誰かが決断しなければ、物事は先へと進まない。

で、この決断すること自体、端からみるとそれほどのエネルギーを消費しないように見えてしまう。しかし、実際は非常にストレスフルだ。決断した後でもくよくよと思い悩んだり、不安に思ってしまうもの。こうした不安に対処するためにもエネルギーを継続的に消費することにもなってしまう。

タスクの難易度が高くなく、頻度もそれほど多くなければ、自分の持つエネルギー貯金はいつもプラスだ。だから、自分自身がやりたいことや好きなことに回すエネルギーは潤沢だ。

その一方で、暇であることは悪いことのように感じる風潮があるが、それは誤りだ。むしろ逆である。「暇でなければ、自分の好きなことに振り向けることのできるエネルギーが残らない」のである。

選択と集中の意味

巷でよく耳にする、選択と集中というのも同じことだ。

何かをするためのエネルギーは有限だ。だから、優先的にどれに仕向けるか、「選択」しなければならない。

その選択を的確に行わないと、他者から支配されることになる。人から求められることだけに対応してしまって、自らが求めることに目をつむってしまうのだ。

自分の持っているエネルギー量と相談して、タスクを選択するからこそ集中できるのだ。必然とパフォーマンスも向上するだろう。

エネルギーを可視化する方法?

そのエネルギー量が分かれば苦労しないだろう。

でも、全くと言って良いほど把握できない。

なぜなら、調子に乗って集中して、疲れ知らずのハイな状態になった時、自分のエネルギー量は無限だと錯覚する。でも、前述したように、遅れてどっと疲れが出る。もしくは体調を崩してしまうことだってある。

逆に、自分で勝手に限界を設定してしまうと、もっとできたはずなのに、それ以上のタスクをしようとしなくなってしまう。

だから、難しい。

結局のところ、時間と同じように、記録に頼るほかない。しかし、時間のように定量化(数字のカタチにすること)ができない。だから、予測を立てることができない。

優先順位が全て

となると、できることは対症療法的にならざるを得ない。

エネルギーを割り当てる優先順位を決めることだ。

エネルギーを必要とする「良いタスク」から着手するのだ。

雑用的なタスクで、エネルギーを浪費してしまわないうちに。

決断する、創造的なタスクをする、など、エネルギーを要するタスクは、午前中に優先的にやることだ。

午後はボーナスだと思って、残りのエネルギーの範囲内で出来そうな、ルーティン的なものに限定したら良いだろう。

エネルギーを要する案件が午後に出てきたら、翌日の午前中に先送りするのだ。エネルギー不足の状態でやってはならないから。これを、生産的な先送りと言って良いのではないかな。

あくまでDecentに

肝心なのは、DecentなPointを見出すことだ。

それは、人それぞれ。残念ながら万能な方法などない。

ただ、基本的な考え方、方向性というのは、「公理」のようなものとして、存在するだろう。それを一つでも見つけることができたら、本当のDecent Pointに到達できるのでは?と期待します。

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編集後記

写真は、先日フランス出張した折に、パリのセーヌ川の洪水を撮ったものです。はるか彼方の上流で大雨が降ると、下流ではこうして大洪水になり、ルーブル美術館・オルセー美術館などが臨時閉館になってしまいました。この時の記事も、ブログに書きたいなと思いつつ、慢性的なエネルギー不足に悩まされています。

本ブログ記事の感想、ご意見などございましたら、お気軽にコメント欄にご記入ください。

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