新幹線などの移動中にでもできる仕事?

営業という仕事柄、移動に電車を使うことは多々あります。

特に長時間の移動となると、真っ先に挙げられるのは新幹線です。

座席にノートパソコンを載せることができるだけの十分な大きさのテーブルがあるので、ガンガン仕事することができそうな環境ではあるのですが、今日は「メール以外の仕事はしない」とマイルールを作って、移動してみました。

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狭いスペースでかつ揺れる

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新幹線の車内というのは、結構小刻みに揺れます。

エクセルの細かい数字を追いかけているととっても目が疲れます。
単に老眼が進行しているだけかもしれませんが。

時と場合によるのですが、隣の座席に人がいなければ、両肘を肘当てに乗せることができるので、そこそこ快適にタイプすることができます。

隣に人が座っていなければ、資料を広げたり、ノートや手帳を開いているスペースに広げて、執務スペースを作ることだってできます。

でも、そうやってゆったりと仕事をしたいなぁと思っているときに限って、隣に無愛想で横柄な人が座ってきたり、デッキに移動して携帯で通話したいと思っても車内が混み合っていて移動が難しかったりします。かといって、グリーン車に座れるほどの稼ぎでも、身分でもありません。

窮屈な思いをしながら、不意に訪れる揺れに翻弄されて、疲れは溜まるばかりです。ストレスも並大抵のものではありません。

それで効率が上がるのかなぁと、疑問に思って、冒頭にあるように、「今日は移動中の新幹線でメール以外の仕事はしない」とルールを決めたのです。

集中できているのだろうか?

ダラダラ追われるように仕事をしても、生産性は上がりませんよね。自明なことです。

でも、追い詰められていればそうであるほど、少しでも隙間時間に仕事をしようと無理をしてしまいます。少しの時間に、もっと多くのことができないだろうかと期待してしまいます。非現実的なやることリストを作り、なんとかそれを完遂させたいともがくのですが、集中すべきポイントがぼやけ、十分な休息を挿入することができないので、どんどん効率は悪化していくだけです。

新幹線車内での仕事、と言うのは、まさしく「移動時間という一見無駄に見える隙間時間を最大限に活用したい」という欲望がなせる行為なのです。

しかし、ただでさえ長時間の移動というのは疲れます。ただ、乗っているだけなのに。

疲れてしまったら、その後の生産性を悪化させるだけです。よかれと思って頑張ったのに、効率は上がらないは、その後のパフォーマンスを低下させるのではあっては、イタイ、、、ではすまされません。

では、何をするのがいい?

割り切って、睡眠のための時間とするのも手だと思います。それなら疲れない。むしろ疲労回復になるでしょう。

今私がこうしてブログを書いているように、好きなことをして気分転換をして、仕事から来るすとれすから解放されるようにすることも、一つの睡眠みたいなものです。

今の制限された環境で、集中できて、効率的にできることだけにした方が、遙かに疲れないし、効率的です。

新幹線車内という、様々に制限された環境でできることといえば、

  • アイデアや概念的なことを考えること
  • スマホでできるレベルの検索をしてアイデアを拡散させること

  • タスクリストを更新して、事務連絡をすること

ぐらいではないでしょうか。

資料を完成させるとか、報告書を作成するという作業は、書類を広げたり、社内外のネットワークに接続した方が効率的だったりします。

でも、アイデアのように思考を拡散させる必要がある場合は、むしろ制約があった方がうまくいきます。「三上」の一つに、「馬上」があるように、移動中というのは考え事をするのに向いた場所だからです。

三上:馬上、枕上、厠上

やってみて、ああ効率的だなと思ったのは、「スマホでできるレベルの簡単な検索」を思いつくままにしてみることです。

根を詰めるような精緻な検索は、落ち着いて仕事ができる環境でこそやるべきですが、アイデアの元、アイデアを補強してくれそうなネタとなる検索は、移動中にスマホをいじる方が楽にできます。

スマホに入れてある、タスクリストを更新させて、忘れがちになっている連絡事項をスマホのメールでしたり、電話するのも悪くないです。タスクリストを活用していても、すべてをレビューできる機会は意外とないものです。「そういえば、あれどうなってたっけ?」と確認したり、状況を整理するのは、移動中にできることとしては、トップクラスのタスクです。

そもそも何のために移動しているのか

忘れてはいけないのは、わざわざ移動している根本の理由を疎かにしてはならないということです。

当たり前すぎるかもしれません。でも、ただ行けばいい、という安易な・準備不足な状態で足を運んでも、それでは無意味です。いや、マイナスだってあり得ます。

まずは、その移動の目的を達成することに最大限集中することです。

タフな交渉があるのならば、気持ちを落ち着けて、交渉の過程をいろいろとシミュレーションするのも悪くありません。BATNAを考えたり、戦術、戦略を考えることも大切です。移動時間をそれらの確認に使うのは、とても理にかなっています。移動を終えたら、臨戦態勢になっているわけですから。

その上で、自分と対話する時間として利用するのです。

アイデアや構想を練ったり、土壌となるアイデアの種を探すための検索をして思考を拡散させてみる。あるいは、現状を客観的に見つめ直し、

  1. これまでやったことを棚卸しして、現状を確認すること
  2. 次へ進むために、早急に確認しなければならないこと
  3. 他者に依頼をしておく必要があること

  4. 移動を終えたら自分がしなくてはならないこと

  5. 漠然とやってみたいなぁと思っていること

これらを、タスクツールなどを利用して一つ一つ可視化して、連絡するなどの作業をする。

大きな目標を実行するためにわざわざ疲れる移動をしている訳なのですから、まずその目的を達成することに注力し、余力としてアイデアを練るために、実行状況を確認・手配するために使うのがいいのです。

間違っても、「隙間時間」として、いつもの勤務時間と同じように考えて多くを期待してしまわないことです。それは、仕事の効率を下げるだけでなく、自分の魂をすり減らしてしまうことにも繋がります。

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編集後記

営業という仕事は、人と人をつなぎ、情報をつないでいく仕事といえます。だから、移動はつきものです。

では、営業という職務は今後も続くのでしょうか?

すべてを言葉にして表すことができれば、ITにより営業という職務は必要なくなるようにも思えます。
しかし、言葉で語り尽くしたと思っても、その先に語りきることのできない何かがあるからこそ、人と人は会い、それぞれのアイデア、要望、要求、質問を交換し合い、真摯に意見を交換するのです。
そうすることによって、事前には想像できなかったイノベーティブなアイデアやアクションが生まれからです。

だから、営業という仕事はなくならない。
私にとって営業とは、そういった「触媒」的な作用という側面が今後もっと大きくなっていくのではないかと思っています。

本ブログ記事の感想、ご意見などございましたら、お気軽にコメント欄にご記入ください。

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