自転車事故では冷静に対応することは意外と困難

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はじめて自転車での事故に遭いました。

6月22日の朝の出勤途上でのことです。

最初は単独事故かと思った

金曜日の梅雨の曇り空の朝でした。

事故の直前は全く記憶にありません。通勤経路(17km)のなかで歩道を走る箇所が、3箇所あります。そのうちの一つでほぼ中間地点のところで事故に遭いました。突然、後輪がロックしたような衝撃を受け、右側に倒れて膝を打ち、その反動で体が左前方に投げ出されて、地面に激突しました。

地面にたたきつけられた直後、「あ、やっちゃったなー」というのが第一印象で、そのときは単独事故だと思っていました。

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悔やまれる事故対応

自家用車での事故の経験はありませんが、レンタカーで突然の豪雨の中で追突事故をしてしまったことがあります。そのときは、警察を呼び、追突した相手と連絡先を交換し、レンタカー会社に連絡を取るなどの事故処理をすることができました。事故によるショックで、多少は興奮状態にあったのですが、冷静に対応することができました。しかし、自転車事故の場合は、ちょっと違っていました。

ボーッとしていた状態から少しずつ状況が分かるようになったところで、体を起こし、後方を見ると、「大丈夫ですか?」と声をかける人がいて、はじめて自転車同士の接触事故だということがわかりました。相手を見ると、右腕を痛そうに押さえています。

どちらとも一見したところ、大きなけがを負っているわけでもないようでした。そして、自分も、相手も出勤途上であり、早く会社に行かなくては、という思いがお互いを支配していました。さらに、警察を呼ぶことや示談することについてお互いにめんどうだな、無しに済ませたいな、という空気が漂っていました。で、ま、悪いのはお互い様だから、という感じで、そのまま分かれてしまったのです。名前も電話番号も控えることなく。

気が動転していたことと運動による興奮状態だったから

冷静になって振り返ると、何ともばかげた事故対応をしたものだと、自分で思います。

通勤途上ですから、「労災」になります。それに、保険にも入っています。警察にお願いして事故調書を作ってもらったほうが、何かと都合が良いはずでした。保険で、自分も相手も何らかの保証が得られる可能性があったわけです。

なぜそうなったのでしょう?

まず第一に、相当動転していました。なにしろ、事故に至る所の記憶が全くないのです。自分が悪いかもしれないし、相手にぶつけられたのかもしれないし、全く状況が理解できませんでした。そういうときは、状況を理解したいという気持ちよりも、早くその場から逃げ出したいと感じるものです。怪我も軽かったので、自転車の損傷もそれほどではないだろうと思い込んでいたのもあります。そのまま走って、普通に出社できると思っていました。

第二に、事故に遭った地点はちょうど通勤の真ん中。8キロから9キロの地点でした。体も頭文字電車で走るモード全開になっています。アドレナリンも盛んに放出されて、戦闘モードになっていたのでしょう。擦り傷の痛みなどは全く感じませんでした。体の痛みもありません。ちょっと、転んでしまっただけだから、というような事実を過小評価していました。

自転車のダメージが想像以上だった

事故の直後は相当興奮していて、まともな思考ができませんでした。何が起きたのかがようやく分かったのは、自転車が走行不能なほどひどく壊れていることが分かった時でした。

結局自転車は修理不能に近い状態で、

  • 無理に直そうとすると購入金額の2/3以上必要になる
  • 直したとしても中心軸がずれているので、走行の安全が保証できない

とのことで、廃車にすることになりました。

乗り始めてまだ15ヵ月。あまりにも突然の別れに呆然としてしつつ、改めて事故の衝撃が凄まじかったのだということが分かりました。無性に近い状態だったのが本当に奇跡的なことでした。

軽傷で済んだ理由

怪我は、

  • 右膝の擦り傷と軽い打撲
  • 左頬と目尻付近に擦り傷
  • あごに軽い擦り傷

で済みました。骨や頭などに影響はありませんでした。

自転車はひどい状態でしたが、自分は無性に近い状態でした。事故から2週間たった今、膝のかさぶた以外は全く傷は残っていません。

この程度で済んだ理由を振り返ってみますと、

  • ヘルメット、眼鏡のおかげで顔の傷が最小限になった
  • グローブ、長袖・長ズボンを着用していて、肌の露出が少なかった
  • 前方に放り出された時に足と手で受け身の体勢をとることができた

ことが、不幸中の幸いを引き出すことができたと思います。さらに、自転車のフレームの剛性が高かったので、怪我しやすい転倒状態にならなかったのでしょう。

自転車事故は結構特殊

自転車事故に遭って分かったことは、

  1. 長く走っていると興奮状態にあり、まともな思考/判断はできない
  2. 怪我の程度が軽いと勘違いしやすい
  3. 自動車事故のように、警察に連絡し、保険会社に連絡する、ということを面倒だと思いやすい
  4. ヘルメット、眼鏡かサイクリング用のサングラス、グローブなどは必ず着用すべき
  5. 事故時のチェックリストがないと何もできない

ということでした。自動車事故との一番の違いは、体を動かしている分興奮状態に陥っていて、冷静な思考/判断が難しいということにつきます。事故対応のチェックリストを用意しておく必要があります。

事故対応のチェックリストは、自動車のものがそのまま使えます。あとはそれを携行できるようにしておくことです。それが結構難しいというのも、また、自転車の場合悩ましいところです。

編集後記

たかが自転車、されど自転車。事故に遭うこともあります。いくら自分が注意していたとしても。

怪我などを最小限にするには、ヘルメットなどの安全具をつけることですし、剛性の高いフレームの自転車に乗ることが大切です。さらに、保険などの安心をつけておくと良いですね。

本ブログ記事の感想、ご意見などございましたら、お気軽にコメント欄に記入してください。

労災について

通勤途上の事故でしたので、労災に相当します。
厄介だったのは、「労災」であることから「事故の相手や経緯」について、何度もしつこく質問状が届いたことでした。きちんと、警察を呼んで、事故証明を得るようにすればよかったのですが、それを怠った故に面倒なことになってしまいました。
気をつけたいものです。

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