中高一貫教育?

自分が子どもの頃とは全然違う、そんなの分かっていますが、とりあえず空気を知るということでやってきました。

一人娘は、ただいま小学校3年生。受験なんてまだ3年少し先のことですが、文京区に在住していると、どうしても受験の話が母親の耳に入ってくるようです。親父の関心というよりは、もちろん母親の一大関心事です。

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ことの発端は、娘に学ばせているベネッセのこどもチャレンジで、そういう案内があり、妻が応募し、講演会は抽選から外れたけど、進学フェアの入場予約が取れたから、ということでした。受験には全く関心がないわけではありません。娘の人生の一部ですから、親の責任でもあります。でもね、本人の希望とか、何になりたいのかという将来の夢もまるでわかっていない状態だから、親もアドバイスのしようがないわけです。

それでも会場に出かけたわけ

一人娘なので、受験は一度きり。もちろん子どもが二人いたとしても、子ども一人一人にとっては一度きりの受験であることにはまちがいないのだけれども、父親にとっても何らかの学びの機会なんだろうから、せっかくの機会を活かしてみようと思ったのです。幸い、特段の予定も入っていませんでしたので。

さて、会場に来たのはいいのですが、要領が良く分かりません。進学フェアなるものは、妻も私も初体験です。そもそも、就職フェアみたいなものも未経験です(夫婦ともに理学部修士で就職活動が今とはまるで違った)。さらに、行列に並んでそれぞれの学校の説明を聞こうにも、質問事項がよくわからない。何を知りたいのかが、明確ではないのだから、説明する方も困ってしまう。

男女共学、男女別学?

自分は、中学は地元の公立中学校、高校は県立の進学校(静岡県浜松市)に進んだので、男女共学が当たり前だった。だから、「男女別学」という看板の意味するところがわからなかった。聞いたら、妻の高校は男女別学だったけど最悪だったとのこと。ちなみに、男女別学というのは、学校は男女一緒なんだけれども、クラスが男女別々の状態。学校側が男女の交流をコントロールしているというようなもの。簡単に言えば、学校の中が男子校と女子校に分けられているようなものです。

妻が最悪だったと漏らした感想の根拠は、あらゆる意味で中途半端だった、というのが理由らしい。思春期の盛りだから、きっとヘビの生殺し状態なんでしょうね。異性を気にしようにも、中途半端な壁が立っているから、燃えさかることもなければ、全く意識しないわけにもいかないだろうし。そういうことなら、娘の進学先に、最初から選択肢には入らないね、という夫婦の会話をしたり。

娘にとってわかりやすいのは制服

小学3年生にとって理解しやすいのは、何と言っても「制服」だった。自分が着たいと思うか、カワイイのか、ダサいのかが、一番明確な判断軸だった。もちろん、親父も同意見。可愛くない制服の学校は、私立学校としての競争努力が足りないのだ。その努力をしない学校が、いい学校であるはずがないだろう。

制服に努力をしないのは、伝統校としての伝統の自縛に陥っているか、良い生徒を集める為の努力を欠いている証拠である。それは、教育のみならず、行事や、学校生活の努力にも直結するはずだ。

クラブ活動の充実ぶり

もう一つ気にしていたのが、クラブ活動だった。娘はジュニアコーラスに参加しているので、中学校でも合唱部に入って歌を歌いたいと思っている。合唱部の強い学校に憧れるのだ。

そのような情報は、情報源をあたれば大体わかる。でも、こういう学校フェアで的確にアピールしている学校はなかなか無かった。それぞれのブースで配布している学校案内の後ろの方にちょこちょこっと書いてある。トップページに載せている学校はほとんどない。その学校案内に何が書いてあるかというと、だいたいが、わけのわからない教育理念である。これは、学校の自己満足としか言いようがない。

中高一貫教育であることの特色

中高一貫教育なのだから、6年間という密度の高い時間をどのように送ってもらうのか、そのライフデザインの特色さが重要な差別項目となるはずだ。しかし、目を引くような特色を打ち出している学校は皆無だった。

小学6年生の段階で学力テストで選別をかけるとはいえ、6年間の中高一貫では学力のバラツキが当然生じる。それを前提条件として、6年間で得意な分野をとことん伸ばし、苦手な分野はきめ細かく対応する、という発想をもっと前面に出してもいいのではないか。大学のように自由選択の単位制にして、数学ができる子は中学2年生であっても高校の数学を学ぶことができるようにするとか、科目ごとの飛び級を認めるなどの柔軟性をアピールして欲しかった。

ニーズは家庭ごとに違うだろう。だから、もっと学校側に多様性がないと、その学校を選ぶ理由を見つけにくくなってしまう。校風がいいとか、先生の雰囲気がいいだとか、なんとなくで決めたくはないのにである。うちの場合は、エスカレーター式にバカでも大学にいけるような学校を選ぶつもりはない。中高一貫教育は理想的だけれども、中学受験、高校受験、大学受験で競争するのは一向に構わないし、むしろ競争環境に身を置いた方が娘の教育にとっていいと思う。なぜなら、自分達の子どもだから、ぬるま湯につかるとすぐダラけてしまうのが良くわかるからだ。

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編集後記

それはそうと、今年の夏休みから、夏期講習に通わせて塾との相性を確認するのだという。そこまで必要なのかと、疑う気持ちが半分だけど、ま、勉強というものを楽しめるかどうかですね。それには、良い友達に恵まれることも十分に大切な条件ですね。

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