上原ひろみ 2012年東京国際フォーラム1日目

今年は、超特別です。

浜松に続いて、東京の2Daysのチケットをゲットしました。

追っかけとまではいきませんが、1回のツアーで2回以上のステージを見るのはとても楽しみです。毎回違うと言われているけど、どれだけ違うのかということを最強のトリオで確認できるから贅沢と言わねばなりません。

ホールが違えば、音の響きも違う

ホールの善し悪し、大きさ、座席位置は、聞こえてくる音に違いを生みます。当たり前のことですね。LIVEですから、生ものですから、生きているわけです。

浜松では二階席の後ろの方でした。音のバランス響きは最高で、とても聞きやすかったです。で、今日は、1階席の後方右側。何となく音がこもるような感じで、すかっと聞こえてこない。2階席の屋根の影響なのかもしれません。

だから、1曲目のMoveでは、最初違和感を感じたのです。夢の世界から現実の世界へと引き戻す、目覚まし時計の音のキレが、なかったので。

それでも人間というのはすごいもので、徐々に独特な音の響きを自分で勝手に補正していくのですね。違和感は徐々になくなり、心からHiromi、 Anthony、Simonの三人の世界と交わることができました。

もちろん演奏も違う

実際に聞いて体感できたのが、演奏の違い。曲は同じですが、演奏のニュアンスが微妙に違っていておもしろい。冒頭のMoveでは、曲の途中で、スヌーズのように再び鳴る目覚まし時計のアラームがCDよりもキーを高くして演奏をしていたりとか。一度、ライブでの演奏を浜松で聴いているので、すんなりと三人の世界にはっていけるのが、ともかくイイ。

二曲目のEndeavorでは、ピアノの高音域をこれでもかと弾きまくり、頭しびれっぱなしだったり、三曲目のBrand New Dayは、AnthonyもSimonも会心のできだったようで笑顔で目線を交わしていたけど、ほんとにこの演奏はすごかった。浜松の時よりもうまくはまっていた印象を受けました。ずっと演奏に引き込まれて、呼吸も忘れるぐらい。演奏が終わってすぐに拍手ではなくて、良すぎてため息が出て、思い出したかのように拍手したという感じ。

4曲目と5曲目は、前作Voiceから、Delusion、Desire。去年のライブでは、まだAnthonyのコントラバスギターの魅力がよく分かっていなかったのだ。2年かけて、ようやく分かった。良さを感じることができた。本当に美しい。きれいだ。心に染み入る。

前半戦は、浜松のライブと同じ曲順でした。

後半戦はちょっと違った

後半の入りは、Flashbackだった。あれ、Voiceじゃないの?という感じ。

どちらも好きだから、Flashbackを聞くことができて得した気分。

つづいて、イチオシのRainmaker。浜松の時とは違って、とても優しいタッチで、雨粒が優しく頬に当たるかのよう。最高に堪能した。

Margarita!も浜松の時とは違った印象で聞こえた。ただ、この曲はスタンディングで聴きたい。リズムに身を任せ、体を揺らしたい曲だから。赤坂ブリッツに行けば良かったなぁと、この曲を聴くと本当に後悔する。

ピアノソロは、HAZEだった。この曲はとても好き。ただ、もう少しシンプルな方がすき。どうも喪失感とそれ向かう心の動き、という印象を持ってしまっている。深い悲しみと慈しみを感じるからだ。だから、技巧的なフレーズよりも、シンプルな方が、心に響くと感じるのだ。特に今年は、1月に父を失ったから、その喪失感で心を揺さぶられる。上原ひろみが人生の年輪を重ねることでこの曲の演奏がどのように替わっていくのかが、とても興味深い。だから、長生きしないとね。

MCはおきまりの

前半のEndeavorが終わった後のMCでは、毎年おきまりの「師走という忙しい中」と言っただけで、笑いがおきる。毎年来てますからね、冒頭の言葉がいつも、「忙しい中来てもらって、、、」で始まるので、お約束という感じになっています。

ピアノソロの後のMCでは、互いに感極まってという感じ。ほんと、かわいらしい女性です。そういえば、今年は、食べ物の話が出てこないですね。これまでは、サンドイッチとかいろいろ話に出ていましたが。生中、中生の違いと食品サンプルの話だけ。

セットリスト

今年のツアーは、閉演後にセットリストが掲示されるようになりました。きっと要望が多いからでしょうね。一応書き出しておきます。

  • MOVE
  • Endeavor
  • MC
  • Brand New Day
  • Delusion
  • Desire
  • Flashback
  • Rainmaker
  • Margarita!
  • HAZE
  • MC
  • Suite Escapism: Reality, Fantasy, In Between
  • Encole: 11:49PM

別格のSuite Escapismと11:49PM。

この組曲「現実逃避」は、格別です。疾走感がたまらない、Reality。夢見心地でほんわりと暖かいFantasy。夢から現実に引き戻され、葛藤するIn Between。とりあえず、明日もこの夢見心地を味わえるのだと思うと、うれしくて涙が出てきます。

 official blogより

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編集後記

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