確実に達成感を感じるためのちょっとしたコツ

仕事にしろ、プライベートにしろ、何かを成し遂げたときの「達成感」たるや格別です。それを得るために、生きているのだ、と私なんかは思います。

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ただやっただけでは達成感は感じられない

誰にでもできる簡単なこと、いわゆる作業のようなことをやりきっても、なぜか達成感は感じられません。

ええ、そうです、「できて当たり前」と思っているからです。

苦労してできてしまうことに対して、よくやった、と褒められたりすればするほど、すねてしまいます。「おまえ、このオレを馬鹿にしてんのか?」と。

達成感を感じることができるのは、「ちょっと難しい」というレベル、少し背伸びしないとできないようなことを、自分が思っていた以上に上手にできたり、苦労を乗り越えて実現したときです。この頃合いというか、あんばい、が難しいのですね。

難易度が高くなると一気にはできない

ちょっとした背伸びのはずが、いやはや、結構面倒なことだったり、時間がかかることがあります。とくに、最初の見積よりもたくさんの時間がかかってしまっているときは、かなりつらいです。

そして、難しいものだからこそ、「エイ、ヤッ!」という具合に、気合いで一気に片付くものではありません。どちらかというと、膨大なやるべきことにうんざりしていたり、逆にどこから手をつけたら良いのか見当が付かずに呆然としたり、という具合に、最初から「長期戦・持久戦の呈」をなしていることの方が多いでしょう。

なかなか進捗が実感できないと、萎える

さらに困ったことには、「長期戦・持久戦」だと、こつこつと少しずつ取り組んでいても、なかなか目立った成果を上げることはできないものです。

例えば、50個のステップからなるプロジェクトがあったとします。

こつこつと、平日の毎日に1つずつステップを実行していこうと計画を立てます。

取り組み始めて、2週間がたちました。予定通り、10のステップが終わりました。

でも、まだ、あと40のステップが残っているのです。

頭で考えれば、あと8週間継続すれば、確実に終えることができるでしょう。でも、予定通りに進むのかは、分かりません。なにより、これまでの2週間の苦労を考えると、これをさらに4倍やるとなると、どっと疲れが出てきてしまいそうです。

さらに、計画の段階で、50のステップとしていますが、さらに増えるかもしれません。前に進んでいることは事実ですが、終えることへの達成感は、8週間後までお預けです。我慢できるでしょうか?

こんな感じで、ステップが長くなればなるほど、そして、先の見通しが見えにくければ見えにくいほど、こつこつと一歩ずつ前に進むことを継続するのはつらくなります。こんなにも苦労しているのに、まだ、これだけしか進んでいない。突発的な対応に追われて、こつこつステップをすすめることができなくなったらどうしよう。考えるだけでつらい状況になって、萎えてしまいそうです。

達成感は、自分が決める

達成感というのは、自分が決めるものではないでしょうか。

親、教師、先輩、同期・同僚、友人から、よくやったね、と評価されて達成感を感じるものではないでしょう。達成感を感じるのは、自分の価値観です。よくやった、自分。と言えるときです。

こつこつと少しずつステップを刻んで前に進めるという方法論は、確実に進歩するための一つのやり方です。ただ、これだけでは、なかなか機能しない。だから、あまりにもありきたりと思うけれども、必ず「中間目標」を定めておくことが重要です。とても重要なことなんだけれども、案外軽視されているものです。

中間目標を一つひとつクリアする度に、やってきたことを振り返り、ちょっとした達成感に身を任せ、次の中間目標に向けて鋭気を養う。こうしたことは、自分でやろうと思っていないとできないものです。人任せではできません。無計画でもできません。

しかし、その達成感を味わうことができなければ、疲弊感だけが募っていきます。それが自分の体を蝕むのか、心を蝕むのか、どこに刃が向かうのかは分かりません。ただ、危険で、楽しくないことだけは確かです。

結局はゲーム感覚

究極的には、ゴールにたどり着く過程をどれだけ楽しむことができるか、楽しみを見つけることができるかが問題なのです。

  • 登山は、斜面を登り続ければいずれ頂上にたどり着く
  • サイクリングもペダルをこぎ続ければいずれは着く
  • マラソンだって、42.195走り続ければゴールだ

だけれども、それでは楽しみなんて何も見いだせない。ゴールへと向かう過程には、様々な出来事、ドラマがあり、その過程を楽しむ努力が、おもしろいのではないだろうか。

目標のスプリットタイムを決めて、ペース配分を決めて、登坂ルートを選択して、攻略法を考えて、そうした上でゴールの姿を想像する。そうやって、計画したことを実行し、途中途中で達成度合いを確認して、そうして前に進んでいく。そういうのは、経過を楽しむゲーム感覚ではないだろうか。

ゴール設定は日替わりランチで

抱えているプロジェクトやタスクは、一つや二つにとどまらないでしょう。したがって、同時並行でいくつものプロジェクトやタスクを、こつこつ実行していくことになります。

この点で注意すべきポイントは、ゴールへの到達予定をなるべく分散させることです。

5個の並行して進めているプロジェクトやタスクがあるならば、

  • 月曜日は、Aプロジェクトの中間目標を達成する
  • 火曜日は、タスクBを完了させる
  • 水曜日は、Cプロジェクトの中間目標を達成する
  • 木曜日は、タスクDを完了させる
  • 金曜日は、Eプロジェクトを完了させる

という具合に、必ず毎日一つ以上の達成感を味わえるように、スケジュールを組むことが大切です。これを、全てのタスク・プロジェクトの完了・中間目標の達成が金曜日になるようなスケジュールになっていたら、月曜日から木曜日までの間、何にも達成感を感じることもなく、苦闘し続けなくてはいけません。毎日のちょっとした達成感の継続が、プラスのリズムを生み、らせん状に上昇していくのです。

いくらおいしいものが目の前にあっても、全てを平らげることはできませんし、おいしく感じることも難しくなります。できあがりを同じタイミングに集中させてしまうのは、とてももったいないです。達成感を一つひとつ深く味わうこともなく、通り過ぎてしまいます。それではもったいない。

じわじわと、何度も達成感を繰り返し味わう方が、精神衛生的にも、そして、自己効力感を増大させるにも有効です。なにより、毎日が楽しいのがイイ。

確実に達成感を感じるためのちょっとしたコツ

本当に簡単なことです。

  1. ちょっとだけ難しいことに挑戦する
  2. 計画を立てる
  3. 中間目標を設定する
  4. 毎日何らかの完了・中間目標の達成が得られるようにスケジュールを組む
  5. タスク・プロジェクトの完了、中間目標の達成をゲーム感覚で徹底的に楽しむ

これだけのことです。そうして、自分を成長・進歩させていけば、数年たったときに、今状態では想像できないような自分に、脱皮できているだろうと思います。

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編集後記

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