飛行機でiPadサービス:LCCには理想的なサービス

 Bond-BBTで、ゴールドコースト近郊のBond大学にスクーリング(Study Tour)にいくときに大活躍の、JetStar航空。

 昨日このJetStarが、オーストラリアの国内線を皮切りに、機内でのiPadの貸し出しサービスを始めると報道されました。

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/06/01/091/?rt=na

JetStarでの機内サービスは、チケットを取得する際に予め食事や映画などのエンタメサービスをオプションから選択するというもの。映画を観るときはポータブルの端末を受け取って、乗客各自で観るというスタイルを取っています。

 一般的な航空会社は、座席の裏側に液晶端末がはめ込まれていて、手元のリモコンなどで操作して、映画などを観るのが一般的です。

 でも、それでは、全席に高価な端末を用意する必要が生じてしまい、初期投資に多大な資金を必要とします。また、全員が使用するわけではないのに、全席から操作が集中しても対応できるように、システム側の負担もバカにならないでしょう。その結果として、運行コストが高くなってしまうようでは、利用者としても大いに困ってしまうところです。

 しかし、iPadを活用して、しかも航空機の計器に影響が出ないように配慮した、無線LANでシステムが設計できるとしたら、状況は大いに変化するでしょう。

既存のシステムを流用すればいい

 航空機だからといって、一般的に使用されていないシステムを作り上げるのは、多大なコストがかかりますし、第一競争があまりなされない領域ですから、進歩も限定的でしょう。世間一般的に使用されているシステム、しかもiPadは病院内でも活用するシステムも開発されており、様々な計器への影響を排除した一般的なシステムが既に存在していますから、それを流用すればいいのです。
LCC(Low Cost Carrier:格安航空会社)であればこそ、システムにかける経費は、必要にして最小限、しかも増強の柔軟性が確保されるシステムが好ましいのです。iPadの貸し出しで映画などのサービスを置き換えることが出来れば、基本システムを非常に安価に抑えることも可能ですし、iPadの台数を調整することで、コスト負担も柔軟に対応できるでしょう。

巨大なシステムから自在な一般的なシステムへ

ことは、LCCに限った話ではなく、病院、学校、一般企業においても、特殊な巨大システムを運用するよりは、一般的なシステムの使い方を工夫することで、遙かに便利なサービスを安価で使うことが出来るようになります。ITを駆使するのではなく、自分に都合の良いところをつまみ食いして利用するスタイルへと移行することが肝心になるでしょう。
これからは、一般的に溢れるシステムを、どう自分の業務や事業にうまく活用できるか、柔軟に考えて、利用するステージへとIT革命は変化していくのではないかと思います。

  1. ピンバック: Masamori Ono
  2. ピンバック: Taro
  3. ピンバック: anny

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です